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バイタルワン経営を目指す

2022.12.19更新

ひところ「オンリーワン経営」というのが流行りました。
ライバルと差別化して、他にないブルーオーシャンをゆくというものです。
しかし、実はその上があったのをご存知でしょうか?
それが「バイタルワン経営」

「この会社、お店、サービスがないと、私は生きていけない!」
というとちょっと大げさかもしれませんが、その人にとってかけがえのない存在を目指すということです。

大分の湯布院に山荘無量塔という旅館がありますが、私にとってはここがそのバイタルワンです。
初めて行った時、前日に腹を壊してほとんど何も食べれず、それはそれは残念でした・・・。
それで、2ヶ月後に予約もせず、ふらっとカフェに立ち寄ったところ、総支配人さんが私に気づき、
「菅さん!! お身体は大丈夫でしたか?」
と駆け寄ってきたのです。

ニット帽を深々とかぶっていたので、「よく私だと気づいたな・・・!」
と思うのですが、名前も体調を壊していたことも全て覚えていて、
前回食べられなかったロールケーキとコーヒーをご馳走になりました。
その日から私はこの旅館の大ファンになりました。

こんなサービスは、瞬間的にはできても、続けるのはとても難しいです。
まして、スタッフ全員が出来るようになるには相当に時間がかかることでしょう。
でも努力を継続すればお客様は決して裏切らないと思います。
今後も、勉強を兼ねて、定期的に無量塔さんに伺おうと思います。

あ、そうそう、2度目に行くとこう迎えてくれます
「お帰りなさいませ!」

勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし

2022.12.19更新

勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし

野村監督の言葉として有名ですが、元々は江戸時代の剣術の達人、松浦静山の言葉だそうです。
(知らなかった・・・。)

実は似たようなことを元アメリカ・コカコーラCOOのドナルド・R・キーオ氏も著書で語っていまして、

「成功するのに王道などはない。あるとすれば『必死で頑張れ』『親孝行しろ』ということくらいもの。それに比べ、こうやったら失敗するというのはある程度王道がある」
という趣旨を述べていました。

失敗には必ず原因があります。
なので、どうしたら失敗するのかを予め勉強しておけば、将来リスクを下げることが出来ます。
例えば、現場に出向かない経営者は、大抵の本で「典型的なダメ社長」と書かれています。
だったら、徹底して現場に向き合えば良いだけのことです。

さて、私などでも「いかにして会社を発展させたか?」と、同業の方に聞かれることがあります。
色々考えるのですが、答えは「よくわからない」です。

そもそも、経営的に成功しているのかもよくわかりませんし、無我夢中で走った結果今の状態になっているのであって、実際は多くの不安を抱きながら経営しています。
「一寸先は闇」という言葉のほうがよほどピンときます。

最近読んだ、日本電産/永守重信氏の著書に、
「自分は周囲が驚くほど怖がりだ。しかし、経営者の素養として臆病さは極めて重要である」とありました。永守氏が臆病であるとはとても信じられませんが、
臆病だからこそ勉強して、負ける確率を下げる・・・。
経営者としてとても大事なことではないかなと思う次第です。

小規模な企業が生き残るには、局地戦に勝て!

2022.12.19更新

「経営者の名言」より

小規模な企業が生き残るには、局地戦に勝て!  永谷嘉男/永谷園創業者

 

暗黙のルールは変化する

かつて「不倫は文化だ」と言いながらも人気を博した芸能人がいました。

もし今の時代なら各方面から袋叩きに合うこと間違いなしでしょう。

 

先日、週刊文春の元記者の方とお話をする機会がありました。

で、連発される文春砲について聞くと、

「自分たちも別に不倫のことを書きたいわけじゃないんですよ。本当は政治や社会情勢など書きたい事はたくさんあります。

けど、肝心な読者がそんなもの求めていないんです。発行部数を伸ばすためにはゴシップネタを書くしかないというのが実情なんです」

とのこと。

 

不思議なもので、経済的必要に駆られて書いた記事が世論を形成し、今や芸能界はかなり高いレベルで清廉潔白さを求められる。

良いとか悪いとかではなく、これが現実なんですよね。

 

一昔前の企業経営において、コンプライアンスは経済性のニの次だったように思います。

しかし20年ほど前から潮流が明らかに変わりました。

雪印食品が品質管理を怠り14000人の食中毒を引き起こし、その後も相次ぐ偽装問題で事実上経営破綻したのはその象徴的な出来事でした。

 

私の周囲でも、とある訪問販売の会社が老人に強引な販売をしたことが新聞に報じられ、過去最高益を記録した次の年に倒産したという事例があります。

企業経営においてコンプライアンス違反は命取りになりかねません。

 

社会には法的なルールはもちろん、暗黙のルールというのも多数あります。

特に後者は時代とともに変わるということを頭に入れて、日々の経営に取り組まねばならないと思います。

 

新人には教えて、褒めて、そして・・・?

2022.12.19更新

スタッフの教育で悩んでいる経営者はとても多いと思います。
かくいう弊社もスタッフ教育は試行錯誤ですが、私自身が気をつけていることはいくつかあります。

入社したては「教えて、褒める」

新人時代にご自身がどのくらい「デキない社員」だったか思い出せますか?
でもデキなくて当たり前なんですよね。最初からデキる人なんていませんし、
そもそも何も知らないのですから。

私が新人の時、


「すみません、◯◯産業への支払いは何の科目ですか?」

お局の先輩
「人に聞く前に自分で考えなさい!(怒)」


「・・・。」

初取引だし、インターネットでも会社情報がないのに、一体どうやって調べるのか?
怒っている意味がわからんわ!!(怒怒)

と、そのお局先輩に対する不満は募るばかりでした。

てなこともあって、新入スタッフには
・3秒わからなかったら先輩に質問すること
・同じ質問をしないようにメモを取ること
と周知しています。

また、そんなに責任の重い仕事はしていないわけですから、
たとえ失敗しても叱ることは滅多にありません。
それよりも出来るようになったことを褒めてあげたほうが、本人の自信もつくし、成長が速いです。

今ひとつ!

人は出来事のピークと最後(エンド)、特にエンドのインパクトがとても強いのだそうです。
俗にピーク・エンドの法則と言います。
例えば、叱られっぱなしでその場が終わると、叱られた記憶と嫌な感情だけが永遠に残ってしまいます。
そんな時は、
「ま、しょうがないな。期待しているから次はきっちり頼むぞ!」
と、ポジティブな言葉をかけてあげれば、叱られた記憶を励まされた記憶が塗り替えてくれます。

「叱ったら、励ます」

これも大事なことかなと思います。

終わりが違えばやることが変わる

2022.12.19更新

皆様こんにちは!
先日、Mr.Children のコンサートに行きました。25 周年とのことで、選曲も OVER など、懐かしい曲がたくさんありました。
私はサザンオールスターズが大好きなのですが、こちらはもうすぐ50 周年。好きなバンドが長続きしているのはとても幸せなことですね。企業も然りで、まずは長く活動して、お客様(ファン?)を喜ばせることが何より大事なのだと思います。

終わりが違えばやることが変わる

私は49歳ですが、同年代の経営者仲間と会った時、よく話題に上がるのは、「いつまで社長をやるのか?」ということです。人生 100 年時代に早すぎるのかもしれませんが、病気や事故等のリスクもありますから、代替わりのことは、家族や社員のためにも常に考えておくべきことと思います。
承継のご相談を受けたとき、「税理士としては、大まかな方針だけ早く決めてもらえば助かります」とお答えしています。というのは、誰に継がせるかでやることが大きく変わるからです。

1. 親族承継の場合
子息に承継させる場合、大きな障害となるのが相続税と遺産分割です。よって、未来のどこかの時点を選定して、会社の株式(持分有り医療法人なら持分)の価格を引き下げ、一気に生前贈与するのが王道になってきます。
いろいろな相続税対策が存在しますが、どこかの時点で大きな損失をわざと作るという点は共通しています。オーソドックスには退職金です。
ですので、

▪役員給与等で毎年の利益をコントロールして、内部留保が溜まりすぎないようにする
▪生命保険を活用して法人税を減らしつつ、退職金の原資を貯めておく
▪兄弟間で喧嘩しないよう、遺留分を頭に入れて遺言を作成するなどを実行します。

更にいうなら、複数の法人を作って事業を切り分け、ホールディングス化を検討します。ホールディングスには株価引き下げの即効性はありませんが、長期的には株価上昇を劇的に抑える効果があります。親族承継することは決まっているが誰に継がせるかまでは決まっていない場合などに有効です。

持分なし医療法人の場合は、法人の内部留保には相続税がかかりません。よって、承継者が決まれば法人に利益を集中させるようにします。

2. 他人承継(M&A)の場合
会社の売却価格は直近 5 年の利益実績と、会社にある資産の価値で決まります。ざっくり言えば ① 純資産(資産-負債)の時価 ② 経常利益の 5 倍の合計額が、その会社のおよその売却金額になります。
注目してほしいのは、経常利益が 5 倍で評価される点です。つまり、売却時期が近い場合は、リスクの大きな新規事業、投資を行うより、目先の利益を出すことを優先したほうがより多くのリターンを得られる可能性が高いわけです。この経常利益には保険等でわざと節税した分や、社長の役員給与等も含まれます。(実質利益)
よって、返戻率の高い節税保険に入ることは問題ありません。また、M&A の場合は、「トップがいなくても業績が変わらないか?」がよく問題になります。トップにしか出来ないことが多いほど他人への承継が難しくなります。経営トップに極力依存しない組織づくりが M&A の成否に大きく影響することを頭に入れておいてください。

3. 借入負担が大きい場合
借入の負担があまりに大きい場合は、相続放棄も選択肢の一つです。相続を放棄すれば、連帯保証しない限り借入を引き継ぐことはありません。一方で生命保険の保険金は受け取ることが出来ます。よって、生命保険の掛け方がとても大事になってきます。
年に一度はこの場で承継関連のことを書くように意識しています。というのも、考えるだけで何もしないことが大半だからです。かくいう私も実行はまだまだこれからです。

この稿がきっかけで、皆様の未来に向けた行動が開始されればとても嬉しく思う次第です。

経営とは信長 秀吉 家康を一人三役でこなすこと

2022.12.19更新

信長 秀吉 家康
戦国を代表する3人で誰が好きかと聞かれれば、皆さん答えは様々でしょうね。

ちなみに、わたしは秀吉→信長→家康の順で好きです。
家康は晩年の政治的な暗いイメージがどうも好きになれないです。

ところで、戦国時代はものすごく大雑把に言うと、
・信長が旧い制度を破壊
・秀吉が統合
・家康が安定させた
と言えます。

これが企業の場合、誰が好きとかではなく、長く経営してると一人で三役を果たす必要があります。創業期は人もお金もないので、なりふり構わずチャンスをモノにする必要があります。周りの目など気にしていてはダメでしょう。

会社に実力がついて来たら、秀吉のように周囲の力を利用し、周囲を儲けさせることを優先すると概ね上手くいきます。

最後は家康のように財力、権益、人的資源を背景に経営の安定化を図る…

家康の域までまで辿り着けば大したモノだと思います。
もっとも、私は家康嫌いなので、秀吉まで達成したら引退するつもりですが、皆さんはいかがでしょうか?

【経営の決断101項より】学びが多かった点をご紹介します

2022.12.19更新

皆様こんにちは!
お盆に、支援している CANDY FARM さんを訪問するため北海道に行きました。ホテルに着いて、ストレッチをしたその瞬間、「グキッ……!?」と腰がなり、そのまま動けなくなりました……。
というわけで、お盆は札幌のホテルで寝ていました。
旅行最終日の 15 日が月曜日、1 件だけペインクリニックが開いていたので行ってみると、午前中だけで 50 名予約が入っていました。どこも休んでいるので、ここしかないわけです。改めて、「人と違うことをやる」のが事業の鉄則だと思いました。
とっても良い先生で、痛み止めを打っていただき、なんとか午後の飛行機で帰って来ることができました。
寝込んでいる時に読んだ本で、スター精密会長の佐藤肇氏の著書『経営の決断 101 項』は内容的に素晴らしかったので、その中からいくつかご紹介します。

社長が高級車に乗るなら、同等の利益を出せ!

私も車が大好きなので耳が痛いのですが、「高級車に乗ってもよいが、社長の私利私欲を満たすだけの経営では事業の繁栄は望めない。スタッフの給与を上げるのが先では?」ということです。
更にいうなら、節税も程々にしておかないと、社内制度や財務諸表がどんどんイビツなものになっていきます。すると、いざという時に資金調達ができませんからくれぐれもご注意ください。

・周囲が「今後1割減収だろう」と言うときは、2割減と考える

「先の見通しは悪く考えておく。それよりも悪くならなければ、その分は儲けものという気持ちで臨みなさい」というものです。ブリヂストン CEO の荒川詔四氏も、「世界のリーダーは皆小心者だ」と語っていましたね。
私は何故か周囲からイケイケに見られるのですが、実際は真逆でして、毎年売上計画には減収予測を入れていますし、毎月それをチェックしています。また、何か問題が起こったときは考えられる
最悪の事態を想定します。そうすることで準備もできますし、「あ、心配したけど大したことなかったな……」と精神的にも楽になるからです。
逆に「最近調子良いなぁ」と思うと、不思議と問題が発覚します。経営は問題が起こっているのが常態であって、油断せず、常にリスクを念頭においておく必要があるのだと思います。

・企業の存在意義は付加価値を生み出し、適正に分配すること

「社会にとって有益なモノやサービスを生み出して、付加価値を生み出すのが企業の存在価値である。そして、貢献した者にこそ付加価値を受け取る権利がある」とありました。
「新しい商品やサービスを生み出すこと」は、多くの企業が努力していると思うのですが、「分配」は意外と上手くいってないように思います。「頑張っても頑張らなくても給与が同じなら、頑張らないのが普通で、頑張る人は変人だ」と何かの本で読みましたが、経営者はついそのことを忘れます。

ある会社は、「社長の息子だから」という理由で高額の報酬を出していました。しかし、その息子はロクに仕事をしていなかったため、幹部がどんどん退職して、空中分解してしまいました。
利益が出たら、その「貢献者」へ適正に分配する。そして次の付加価値を生み出す。そのサイクルを回すのがとても大事だと思う次第です。

読んでいて、反省させられる点も多いのですが、そういう意味でも良書だと思いますのでオススメいたします。

経営は性善説と性悪説どちらですべきか

2022.12.19更新

ある会社で事業承継が行われました。
事業承継は鉄道のポイントの切替みたいなもので、
失敗すると脱線して、大事故になります。

新しい社長になってから幹部や優秀な社員が次々に退職して、
業績が一気に傾いた・・・なんてのは、よくある話です。

ある会社は、やたらと猜疑心が強い子息が社長に就任しました。
表ではニコニコしていますが、周囲の教えからなのか、腹の底から人を
信じられず、裏では幹部やスタッフの愚痴ばかり。
しかし、不思議なもので、そうした悪い話ほど外に漏れるのです。
標的にされた人は「やってられるか!」と、ドミノ式に辞めていきました。

人には、役割期待といって、「他人が自分に望む役割を果たそう」とする
習性があります。期待される役割がないのであれば、辞めるという選択肢しか残されていません。

また、心理学者のダグラス・マクレガー氏は、
「物質的欲求が満たされている現代にあっては、性悪説ではなく、性善説によるマネジメントを取るべき」
と語っています。

私も経営者になりたての頃、「部下を信頼しても、信用するな」などと年長者から教えられましたが、
「騙されたらそれは自分の力不足で、自業自得だ」
くらいの度量が経営者には必要だと徐々に思うようになりました。

翻って、経験則ですが、経営、特に人事は性善説のほうが上手くいきますし、その方が精神的にも楽です。
人を疑ってビクビクしながら経営するのは得策とは思えません。
「彼に○○という役割を与えれば、ますます活躍してくれるはずだ!」
という性善説に基づいた経営を心掛けたいものです。

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