歯科医院特有の融資事情
開業時に融資を受けられるかどうかは、今後の医院経営を大きく左右する重要な要素です。しかし金融機関側の視点で見ると、矯正専門などの医院の特徴は、具体的にどのような治療をしているかやどのように利益を上げていくのかが分からないことも多いと言います。保険診療やインプラント等の自由診療、矯正専門などの形態区分によって、事業計画書や融資の申込書の書き方を工夫し、希望する融資を受けられるよう支援しています。実際に他社の事業計画書では通らなかったが、診療実績などのエビデンスを示すことで融資枠を広げられた実績もあります。
アップパートナーズの融資交渉
経営が軌道に乗ってからは、中長期の事業計画書の作成や金融機関との交渉を行います。融資申込み時だけでなく、普段から資金繰り表を標準化していますので、早いタイミングでの融資申し込みが可能です。単に融資を支援するだけでなく、時には財務内容の改善もお手伝い致します。実際にあった事例では、短期的な資金繰りの悪化に備えて金融機関に当座貸越の枠を設定してもらったり、複数の借入を一本化して月々の返済額を圧縮したりするなどで資金繰りを改善しました。
設備投資時の現金・リース・融資の判断軸をアドバイス
歯科医院経営でもっとも優先すべきことは、資金繰りです。設備投資において現金・リース・融資のうちどれを選ぶのか悩まれる方も多いと思いますが、現在の資金繰りやトータルコスト、経費化のタイミングなどから判断しアドバイスいたします。資金に余裕があれば自己資金(現金)でも構いませんが、資金繰りが厳しい場合や将来の収入減が見込まれる場合は、融資・リースを検討します。リースと融資にも経費として計上できるタイミングなどの違いがあり、その特性を把握した上で最もコストが低い、あるいは節税が可能な方法をご案内いたします。