UP PARTNERS

BLOG

代表ブログ
service

生徒会長になったことはありますか?

2023.01.20更新

このブログを読んでいただいている経営者の方は、その多くが学生時代にリーダー格だったことと思います。生徒会長、学級委員、部活のキャプテンなどなど。

元トリンプジャパンで19年連続増収増益を達成した吉越浩一郎氏によれば、リーダーの素質というのは生まれついてのものだそうで、大人になって急に身につく事はまず無いのだそうです。

創業者はほとんどの場合、リーダーの素質を持っています。

しかし、子供にその素質が受け継がれるか?というと、それは遺伝というよりはくじ引きみたいなもので、むしろそうでないことも多いように思います。

学生時代にリーダーの経験がある方は、自分なりに人を動かした経験(成功事例、失敗事例)と統率するノウハウを持っています。しかし、リーダー経験のない二代目はそれがないので、規則をやたらたくさん作って無理やり従わせようとしたり、無駄に虚勢を張ったりして孤立したり、かなり苦戦します。

リーダーとしての素質がない血族に継がせるのは、外から見るとかなりのリスクなのですが、どうしても継がせる必要がある場合は次の3つを守らせる事をお勧めします。

・朝は誰よりも早く出社し、現場で一から修行させる
・その会社でなんでも良いから1番というものを身につけさせる
・年上の部下を敬い、年下にはご飯を自腹で奢らせる

自分に厳しく、謙虚な気持ちで働いていれば、周囲が自然と持ち上げてくれます。やがて幹部の中にリーダー的な人ができ、その彼を中心に会社を運営することも可能でしょう。

逆に

「俺は神輿の上に立つべき、選ばれし人間だ」

なんて言って、あっさり神輿から引きずり下ろされるのを何度も見ました。それだけは、くれぐれもご注意下さい。

「褒めて伸ばす」は本当によいのか?

2023.01.16更新

私は朝ドラが好きでして、今回の「舞いあがれ!」も楽しみに見ています。パイロットを目指する女性の物語で、今は航空会社で訓練している姿が描かれています。

一際目を引くのが、険しい顔をした吉川晃司演じる大河内教官です。教官と聞いて風間杜夫(スチュワーデス物語)を思い出すのは私だけではないと思いますが、吉川晃司のそれは風間杜夫より遥かに無愛想で、見るからに怖いです。

とにかくこの大河内教官、まるで笑いません。そして生徒をほとんど褒めません。

しかし思うのです。だからこそ彼が褒める言葉には重みがあると。

経営の本、特にコーチングの本には「褒めて伸ばす」的なことは山ほど書かれています。しかし、必要もないのに褒める回数を増やすのはいかがなものでしょう?

スタッフは経営者が思うより遥かに敏感です。わざとらしく褒めても、「なんだよ、急にご機嫌取りかよ!」と冷めた目で見られるのがオチです。

名経営者と呼ばれた方は、なるほど褒め上手な方が多いですが、褒めてばかりだとは誰も書いていません。むしろ、「怖くて怖くて仕方なかった」「普段は優しいけど、仕事では鬼だった」と評される事が多いです。だからこそ、たまに褒められると嬉しいですし、深く印象に残るのだと思います。

「褒める」の安売りにはご注意です!

業績が長期的に安定している会社の特徴

2023.01.10更新

驚くべき速さで欧米各国が利上げし、景気悪化懸念で利上げができない日本は極端な円安になっています。ここまで来ると流石に身近なところにまで悪影響が出ています。
お客様の収益もそうですし、自分自身の生活でも「え ? いつものペットフードが 2 倍の値段 ?」みたいなことが起こっています。
インフレはアメリカで 9%を超えるなどかなり深刻ですが、日本も戦後の混乱期を除いても、それなりに高いインフレ率を計測した時代がありました。1980 年代後半のバブル期ではピーク時で3.27%ほどのインフレだったようです。
そういえば私が学生だった頃も、西新のラーメン屋の値段が毎年上がり、高校入学時 1 杯 350 円→卒業時 500 円になっていました。
一方で、「給与が上がっても物価が同等に上がって実質的な生活は豊かになっていない」と、ニュースになっていたのもよく覚えています。全体最適なインフレ率、為替レートはどのあたりなのか ?とても難しい問題だと改めて感じております。

とにかくやりきる組織に!
さて、仕事柄いろいろな企業様、医院様に訪問していますが、長期的に業績が安定している先にはいくつか共通項があります。
▪経営トップの探求心が強い
→今の社の状態、商品の品質、品揃えで良いと思っておらず常に向上しようと努力している
▪変革を恐れず、日々仕事のやり方や仕組みを変えている
→小さな変革(取引先との交渉、仕事の手順、給与制度、広報手段、人事等々)を常に行なっている
▪スタッフがトップの手腕を信頼している
→変革する組織では朝令暮改が常になりますが、スタッフが「社長が言うなら仕方ないな !」と即座に対応している
▪会社としての対応が速く、スタッフがよく働く
→会社の勢いは、大体レスポンスの速さに表れます
そして、何より感じるのは「徹底度が高い」ということでしょうか。

日本電産の永守重信会長は、何事も「出来るまでやる」を信条とされています。19 年連続増収増益の吉越浩一郎氏も、同様の事を常に仰っています。しかし、言うは易く行うは難しです。

私もよくスタッフに「〇月〇日までに〇〇するように」と通知を出しますが、スムーズに完遂されることは稀です。例えば、先日はスタッフに、ある業種の収益状況を全てデータ入力するように言いました。1 週間経って、期日前日での入力率は 47%。何も言わなければこんなものなのです。
そこで、改善のために行ったことは、
・どうしてこれが必要なのか朝礼で私から再度説明
・全社向けのメールにて全件今日中に入れるよう強い口調で通達
・入力していない人は個人名を公表すると予告
・サボりが悪質な人は直接呼び出すと警告

その結果は 100% 入力完了でした。
このくらいしつこくやらないと、100% にはなりません。
「うちの社長はやらないと怖い。どうせやらなきゃいけないなら、叱られる前にやろう……」というような具合でしょうか。それでもやれているだけまだマシでして、最悪なのは、「ほっとけば、社長はそのうち諦めるだろう」というサボりの風潮が蔓延することです。
こうなると往々にして業績は右肩下がりになります。
円安やインフレなどの外部環境は変えられませんが、社風は自力で変える事ができます。
会社の業績が悪化して困るのは当のスタッフ達でもあります。

スタッフのためにも、是非会社の徹底力を磨いていただければと思います。

「裁量」と「仕事の意欲」は正比例する

2023.01.10更新

「自分で選んだ仕事は楽しい」
「押し付けられた仕事は苦痛でしかない」

これは人の世の常ですよね

世の会社社長の大半は、人から押し付けられる仕事が嫌で独立した方々です。

かくいう私も、よくスタッフから
「代表にサラリーマンは無理ですよ。多分仕事を押し付けた上司を殴って、警察沙汰ですよ。社長で良かったですね!」と言われます。
まぁ、強く否定はしませんが…。

冗談はさておき、「選ぶ権利」=裁量がどれだけあるかと「仕事の意欲」は正比例します。

アメリカの軍隊で、ある士官が部下にそれまで無かった裁量を与えたところ、その年の離職率が0になったそうです。それまでは、70%を超えていたというからなおさら驚きです。

離職が減った結果、兵の習熟度が上がり攻撃テストで優秀な成績を収めただけでなく、自ら技術習得して外注しなくなったので修理コストが激減したそうです。

翻って、スタッフの自主性に任せるのは勇気と忍耐がいりますが、私も幹部、特に若手への権限移譲は大賛成です。

部下の力をいち早く引き出したいなら、任せて信じて口出しするのを我慢する
これが1番早道のように思います。

経営にユーティリティ的人材が重要な理由

2023.01.10更新

コロナ禍で出張や会合等が激減し、ゴルフ、乗馬、そしてミュージカルなどの新たな趣味が増えました。
乗馬は優雅なイメージとは異なり、かなりハードなスポーツで、暴れん坊の馬に野外で 3 時間も乗ると、もう全身が筋肉痛です。
腰が悪い私には、良いリハビリになっています。
また先日は、ミュージカルの「ミス・サイゴン」を見に行き、とにかく歌声に圧倒されました。プロは本当に凄いです! ビジネスでは頭を悩ませることが多々あるのですが、健康を保って仕事をするためにも余暇でのストレス発散を心掛けています。

人が足りない時代だからこそ
最近、人財採用の専門家である鎌倉美智子さんとお話ししたのですが、「採用に関していうと、コロナ前に完全に戻っており、あらゆる業界で明らかに求人一件当たりの反応は落ちている」との事でした。
介護事業など従来から採用が困難な業種は勿論ですが、サービス業や建設業でも人手不足は深刻です。さらに、円安でベトナム人なども来日を敬遠しているため、今後の採用活動は決して楽ではないでしょうし、企業は既存のスタッフの給与アップを検討せざるを得ないと思います。

ユーティリティを大事に!
アベノミクス前のデフレ不況時に、建設業で「多能工化」という言葉が流行りました。
建設現場で、1 人が何役もこなす事で人件費を減らそうという試みです。土木建築ですと、5 人 1 組を 3 人 1 組に減らす事で利益を出す事が推奨されていました。
わりと最近だと、ホリエモンの『多動力』というのが注目されましたね。「異なる大量の仕事を短時間でこなす力」と理解しています。

皆さんは、ご自身で何役できるか?と考えたことがあるでしょうか?
「社長兼営業部長」はよくあると思いますが、さらに財務部長や教育係までこなせばかなり凄いと思います。
ゴルフには、UT(ユーティリティ)という、一本で何役も果たす便利なクラブがありますが、この UT 的な人財が何名いるか?で人件費は驚くほど変わります。

何かに特化したプロフェッショナルな人は目立ちますし、もちろん価値は高いのですが、こなせる業務の幅が狭かったり、そのために補助者が必要だったりと、コストも高くなりがちです。プロフェッショナルを雇用することに見合った売上が上がれば良いのですが、そうでなければ不採算になる可能性も多分にあります。
その点、UT 的な人がいれば新たに人を雇う必要が減り、企業としてはとても助かります。
特に、技術系出身の社長さんはプロフェッショナル志向の人財を好みますが、企業経営においては、「ある程度なんでもこなしてくれる人」がとても貴重だと思っています。
 
弊社の場合、山下という IT のマネージャーがいます。彼はプログラマーでありながら、同時にコスト削減のプロでもあります。ですので、彼に任せておけば常に最安の手法を考えてくれるのでとても助かっています。
また、広報の 2 名(女性)は採用活動全般も担っています。
広報は会社のことをよく知っていないとできません。知っている 2人が採用時に会社を案内すれば、応募者は的確な返答がダイレクトにもらえて、とても便利だからです。あと、人事の大半は私が決済しますから、人事部長は今のところ弊社には必要ありません。

中小企業の人的資源は本当に限られています。
だからこそユーティリティな人を育て、かつ大事にしたいものです。

アントニオ猪木氏の”燃える闘魂”

2023.01.10更新

先日アントニオ猪木氏が他界されました。
小学生の頃、毎週金曜日の8時になったらテレビにかじりついてプロレスを見ていました。
同級生に無理やりかけた卍固め、プールサイドでの延髄斬り…。
今なら大問題にされたことでしょう。

皆さんご存知のとおり、猪木氏の代名詞は「燃える闘魂」
YouTubeの「最後の闘魂」も見ていましたが
まさに真っ赤に燃え続けた人生ではなかったかと思います。

今一人、燃える闘魂を推奨している方が亡くなられました。
京セラの創始者 稲盛和夫氏です。
稲盛氏が猪木氏のファンだったかは存じ上げませんが、
経営において最も大事な12条に掲げられるくらいですから、少なからず影響を受けていたのだろうと推察します。

企業が業績を伸ばす時、寝食を忘れて仕事に没頭する時期が必ずあります。
これは、かつてのSONYもそうだったようで
引退後に「どうやったら燃える集団になれるのか?」を研究している取締役もおられました。

戦国時代の名将 後藤又兵衛は、大坂夏の陣で部下の大半が絶望的な戦況でも逃げず大将と一緒に討ち死にしたそうです。
小説家の司馬遼太郎は、
「良き大将は自分の意思を配下にすっと移すことができる」旨を書いていました。
これはおそらく今も変わらないでしょう。
経営者の気合は必ずスタッフに伝わります。

経験上、経営者とスタッフが魂を燃やして事にあたれば大抵のことはうまくいきます。
何かと大変な環境ですが、闘魂を胸に頑張っていきましょう!

稲盛和夫氏は長期計画を立てない

2023.01.10更新

早いもので、今年最後の寄稿となりました。私は年が明けると4 月で 50 歳になります。20 代の頃と気分はあまり変わっていないのですが、老眼、白髪、腰痛……身体は着実に年を重ねておりますね 笑

稲盛和夫氏は長期計画を立てない

今年 8 月、経営の神様と言われた稲盛和夫氏が亡くなりました。
私が説明するまでもなく、日本を代表する経営者でした。過去にマスコミで名経営者と取り上げられた方が、晩節を汚すのを何度も目にしました。京都・宝厳院の住職も「人は不完全であり、決して完全な存在ではない」と仰っていました。その通りだと思いますが、その意味でも晩年に JAL の再建まで成し遂げ、経営者の鑑で在り続けた稲盛氏は、本当に稀有な存在であられたと思います。
 その稲盛氏の言葉をまとめた『経営12カ条』という本が最近出版されました。是非手にとって読んでいただければと思いますが、その中で、「私は長期計画は立てる必要はないと思っている。市場の変化による度重なる下方修正で反故にされる計画なら、ない方が良い。尺取り虫の歩みのように毎年やるべきことをやり遂げるのみだ」との旨がありました。
 実は、似たようなことをサムスン JAPAN の方(パン)社長も仰っていました。「これだけ市場変化が速い中で、長期計画などは意味をなさない。我々は優秀な人材を確保することのみに注力している。彼らが勝手に未来を創ってくれる」
 大事なのは、目の前の目標を何がなんでも達成する姿勢だと思います。逆に良くないのは、目標を達成しなくてもよいような雰囲気が会社を支配する、いわば負け癖がつくことです。かつての阪神タイガースのように、一度負け癖がついた組織を立て直すのは至難の業です。
 長期的な計画・目標が全く要らないとは思いません。しかし、それに縛られて思考の柔軟性を失うと、固定費だけが増加するなどして致命傷になりかねませんので、ご注意いただければと存じます。

計画達成を制度に落とし込む

 立てた計画は達成されないと意味がありません。それには部署、スタッフ一人ひとりの行動にまで何をどうすべきか、具体策を浸透させる必要があります。例えば、歯科の業界では患者さんの口腔状態の維持のために、定期メンテナンスを行うことが推奨されています。しかし、患者さんに支持されて忙しい医院ほど、衛生士の定着率が落ちるというジレンマがよく問題になります。
 そこで大阪のある歯科医院は、「患者さんのメンテナンスを月間100 回行なったら、翌月から自分のシフトを自由に決めて良い。ただし、100 回を切った翌月はこの制度は適用できない」というちょっと変わった制度を取り入れました。
 つまり、自分の担当する患者さんを増やして、予約を自分でコントロールすれば、長期休暇も取れるわけです。すると結果は、100 回どころか毎月 120 回以上行なって、この制度を維持しているそうです。これは、医院の目標がスタッフの実利に結びついているからこそ達成できているわけです。さらには、患者さんの健康維持にも役立っているので正に三方良しです。
 多くの企業で短期、長期の目標が立てられていると思いますが、その結果、スタッフの給与、生活がどうなるのか?がぼやけているのを目にします。会社の目標とスタッフへの還元は、必ずセットにしなければ、スタッフは動いてくれません。
 弊社は、利益還元として決算賞与という制度を続けていますが、上記のように「休み」や「特権」という形でスタッフに還元するのも面白いと思います。ある企業では、営業成績上位者は車通勤で駐車場の特等席(会社の玄関近く)に停めることが認められており、それがモチベーション維持に一役買っているそうです。お金を使わずとも、工夫次第で色々できそうですよね!
 さて、今年も皆様には大変お世話になり、心から感謝申し上げます。来年もスタッフと共に皆様の経営に貢献したいと思っておりますので、どうぞよろしくお願い致します。今年の冬は例年より寒くなるとのこと。お身体大切に、良い年をお迎えください。

新しいことを1つで良いから取り入れる

2023.01.10更新

新年あけましておめでとうございます。
今年 4 月で 50 歳になります。感覚的には、ついこの間(27歳)まで大学院にいたのに、そこから先はあっという間です!
もう若くはないですが、体力の低下は感じませんので、今年も可能な限り動きまわりたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。

新しい事を1つで良いから取り入れる

 年の初めで、今年は〇〇しよう!と目標を立てている方も多いと思います。かくいう私も色々な目標を立てていまして、仕事の面では新しいサービス開発に複数チャレンジする所存です。
 新しい事…というと、おそらくスタッフは迷惑に感じていると思いますが、組織は毎年同じ事をやっていると徐々に弱っていきます。「同じ事をしてれば良いんだ…」という雰囲気がジワジワ広がり、社長もどこか諦め気味。そして何かのキッカケでガクンと業績が落ちるのを何度も見てきました。
 そこから這い上がるのは大変な労力が必要ですし、最悪そのまま退場になることもあります。そうならないよう、毎年新しい要素を取り入れて、組織に刺激を与え、活性化する事が大切です。新しい事にチャレンジする事、変化を常態化する事で自分もスタッフも鍛えられ、組織として強くなり、結果として経営は安定します。

経営はブランドが全て

 年末年始にバーゲンに行く方も多いと思いますが、皆様は例えば洋服ならどのブランドがお好きですか?車は?鞄は?時計は?きっとご贔屓のブランドがあると思います。でもどうしてそのブランドが好きなのでしょうか?
・デザインが良い
・機能が優れている
・担当者と仲が良い
・それを身につけている自分が好き
等々、きっと色々な理由がある事でしょう。

 それら様々な要因が重なって、「このブランドを買っておけば満足する可能性が高い」要は購入後の満足度を信頼しているのだと思います。
この信頼感こそがブランドなわけです。これは何もエルメスなどの超有名な企業に限りません。皆様の企業にもそれぞれブランドがあります。
・あの会社に頼めば仕事が速い
・納期が間違いない
・提案にキレがある
・治療が痛くない
・担当者の対応が素晴らしい
などなど、経営はある意味このブランドを磨き続ける事だと言えるかもしれません。
 弊社の場合ですと、クイックレスポンス 1 時間でも早く返答することを最も大事にしています。もし弊社担当者のレスポンスが悪いと感じられたら、各支社長や私までご一報いただければ大変ありがたいと思う次第です。
 逆に、ブランドが一度毀損すると取り戻すには大変な時間がかかります。悪い噂ほど速く、大きく広まりますし、偽装、法律違反、〇〇ハラスメントなどに対する世間の目は、10 年前とは比べ物にならないほど厳しくなっています。ネットの評価で売上が大きく左右されたりもします。

自社のブランドを守り、さらに磨きをかけるのは本当に大変ですが、今年も頑張っていきましょう!

得意なことに資源を割く

2022.12.27更新

皆様こんにちは!
先日、山の中でカタツムリを発見しました。よく見ると、右巻きになっているんですね。ネットで調べてみると、「葉っぱなどの餌をより効率的に食べるために、ほとんどのカタツムリは右巻きである」とのことでした。
生物の適応力には感心させられることが多いですが、カタツムリもちゃんと適応しているんですね。ちなみに、このカタツムリ、翌日も同じところにいました。あまり活動的ではないようでした。笑

得意なことに資源を割く
こんな事を言うと叱られるかもしれませんが、私は税理士の業務が本当に苦手です。正確には、帳簿の残高を合わせたり、差異の原因を探したりといった細かい作業がとにかく不得手です。
本の読み方は斜め読みで速いけれども雑ですし、とにかく面倒なことが嫌いなのは子供の頃から変わりません。なので、入社した当時は1週間で「この仕事は恐ろしく向いてないから辞めよう」と真剣に思いました……。

逆に、節税のアイディアや資金繰り対策を考えるのは大好きです。なので、なるべく好きな仕事に自分の時間を使うようにしていす。ジョン・C・マクスウェルは、著書『「人の上に立つ」ために本当に大切なこと』のなかで、「リーダーは焦点を絞るべきだ」と述べています。例えば、イチローはヒットを打つのが得意ですが、彼が盗塁の練習ばかりしていたら、おそらく 4367 本ものヒットは打てなかった……という具合です。

では、どのように時間や労力を振り分けるべきか?マクスウェルによれば、
理想の比率は70:25:5なのだそうです。
70 得意なことを磨く
「得意なことがない人はいない」とドラッガーは語っていますが、誰しも得意なことがあります。これに大部分を割くべきということです。
25 新しいことに挑戦する
得意分野をさらに伸ばすために、新しいことに挑戦する。例えば、交渉が得意な社長が行動心理学を体系的に学ぶ 等です。
5 弱点克服に割り当てる
野村克也監督は「弱点はなるべく減らしたほうが良い」と語りましたが、そればかりやっていると気が滅入りますね……。

私の場合は、私の弱点を得意とするスタッフの手を借りることで回避しています。
「25」は新しい手法の学習や情報収集、実践ということになるかと思いますが、これは皆様のためにも継続してチャレンジしなければと思う所存です。
上記は人事を考える上でもとても役に立ちます。営業が得意な人にはやはり営業をさせたほうがイキイキとします。業務の正確性を磨くために財務の勉強などをさせるのも一案ですが、それはあくまで得意なことを磨くための 25 もしくは 5 の範囲内にすべきでしょう。

弊社で最近、「これは当たりだった!」と思うのは、広報・採用の専門部署を作ったことでしょうか。
広報リーダーの T さんは元々総務で、秘書希望だったのですが、ある時広報をやってみないかと、半ば強制的にお願いしました。
理由は、
▪広報と採用は表裏一体なので同じ人がやったほうが効率が良い
▪Tさんは性格が明るく、ユーモアがある
▪総務にいたので、会社のことをよく知っている
▪秘書希望なだけあって、周囲に気が利く
▪誤字脱字を探すのが私の 100 倍上手い(細かい)
▪見た目より根性がある からでした。

当初は社内でも「広報なんて必要なのか?」という意見もあったようですが、今ではなくてはならない部署になっています。逆に税務や経理をさせたらすぐに辞めていたでしょうね。笑
皆様もご自身やスタッフのスケジュールを振り返って、得意な業務に時間を費やせているか確認してみてください。
意外なところに改善点、突破口が隠れているかもしれませんよ。

経営者は営業マンたるべき

2022.12.19更新

経営者の役目は組織の大きさでも変わります

10名までは、スタッフの先頭に立って働く場面が多いでしょう

30名クラスになると、徐々に組織が出来、次第に先頭に立つことが減ります

100名クラスとなると、現場は幹部が取り仕切り、判断業務が1日の多くを占めるようになります。

しかし、規模に関わらず一貫しているのは、

「経営者は売上を作らなければならない」

ということです。

私が知る限り、優れた経営者は優れた営業マンである事がほとんどです。

逆に、幹部の売上への影響力が経営トップを上回ると、色々な事が上手くいかなくなります。例えば、幹部の発言力が増して、経営者の言うことを聞かなくなったりします。すると組織が乱れて、社としての戦闘力が落ちます。

経営者は現場の先頭に立ち続ける必要は必ずしもありませんが、その会社で一番の営業マンである、あるいはその実力を保つ事が会社を円滑に運営するカギだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

税理士に経費の権限などない

2022.12.19更新

「〇〇すると、税務調査でやられますよ!」

税理士との会話でよくあるものです。

たしかに、税法は会計を行う上で大きな基準になっています。

しかし、本来、会計と税務は会計が主で税務が従の関係なのです。

よって、会計慣行から逸脱しない限り、企業は自由に会計を行うことが出来ます。特に、中小企業は。

以前、

「創業者の母親である非常勤役員に1000万円の退職金を支給したいけれども、顧問税理士から許可が下りない」

と相談がありました。そこで、セカンドオピニオンとして、

・そもそも、税理士に経費計上を許可する権限などない

・退職金の支給額は会社で決めれば良い

・税理士はそれが損金になるかならないかの見解だけ述べれば良い

・調査が来た時のため、1000万円の理由だけ補強しておくべき

 

とお伝えしました。

結局、この会社は1200万円支給し、その後の税務調査では特に問題にされませんでした。

  1. 社長にとって大事なのは、調査時の否認よりもお母様への恩を形にすること。

  2. 税務調査云々などは些末な…というか、無粋な問題だと思いました。

 

目線を上げましょう!

2022.12.19更新

先日、歯科医師向けのセミナーで講師をし、同時に、その地域の代表的な歯科医院について学びました。

弊社では300医院ほど関与しており、私もそれなりに業界の事を知っているつもりなのですが、経営的に元気な医院に出会い、「目からウロコ」状態でした。

開業10年で売上9億円という先生もおられましたが、これは一般業に換算すれば年商30億円クラスの企業を作っていることになるでしょう。

そうした先生は、総じてお仲間も経営に関する感度が高いです。
そして、仲間内で無言のうちに競っているのがよくわかります。

ひるがえって、私は11歳の時に公立小学校から国立附属小へ編入しました。
その時痛烈に感じたのは、「ここでは、成績が良い人が偉いんだ」という事です。

周囲は懸命に勉強します。公立では勉強すればイジメの対象でしたから、えらい違いです。
私も周囲に引きづられて勉強し、なんとか落ちこぼれずに済みました。

大事なのは、

自分をどういう環境に置くか?
どういう仲間とつきあうか?
目線をどこに置くか?

だと改めて思った次第です。

1 6 7 8 10