2020.08.08更新
よく会社は3代目が潰すと言います
しかし、これは3代目が悪いのではなく、
2代目がダメで、3代目が継いだ時はどうしようもなかった…というのも多数あると思います。
私の父は、よく、
「可能であれば親族による承継が最も上手くいく」
と言ってました。血族でない幹部の1人が抜擢されると、ほかの幹部が嫉妬して辞めたりするからです。
しかし、親族の後継者が優秀である保証はどこにもありません。むしろ、そうでないことの方が多いのではないでしょうか?
親族の後継者が優秀であることに越したことはないですが、一つだけ資質の要件があるとすれば、それは、
「お客様を喜ばせる事に長けている」
事だと思います。
これができないようなら、経営者には向かない…というか、必ずや会社を潰す方向に導きますから。
その適性を知るには営業の最前線に放り出すのが得策です。間違っても最初から取締役などにして、温室栽培しないようにしましょう。育つものも育たなくなります。
PROFILE
Takuma Suga
代表社員税理士
菅 拓摩
はじめまして 福岡から長崎までわりと広域に活動している税理士です。 社員300名いますが、経営者としても、税理士としても修行中です。