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「裁量」と「仕事の意欲」は正比例する

2022.11.01更新

「自分で選んだ仕事は楽しい」
「押し付けられた仕事は苦痛でしかない」

これは人の世の常ですよね

世の会社社長の大半は、人から押し付けられる仕事が嫌で独立した方々です。

かくいう私も、よくスタッフから
「代表にサラリーマンは無理ですよ。多分仕事を押し付けた上司を殴って、警察沙汰ですよ。社長で良かったですね!」と言われます。
まぁ、強く否定はしませんが…。

冗談はさておき、「選ぶ権利」=裁量がどれだけあるかと「仕事の意欲」は正比例します。

アメリカの軍隊で、ある士官が部下にそれまで無かった裁量を与えたところ、その年の離職率が0になったそうです。それまでは、70%を超えていたというからなおさら驚きです。

離職が減った結果、兵の習熟度が上がり攻撃テストで優秀な成績を収めただけでなく、自ら技術習得して外注しなくなったので修理コストが激減したそうです。

翻って、スタッフの自主性に任せるのは勇気と忍耐がいりますが、私も幹部、特に若手への権限移譲は大賛成です。

部下の力をいち早く引き出したいなら、任せて信じて口出しするのを我慢する
これが1番早道のように思います。