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商売は現金に始まり、現金に終わる

2020.07.22更新

標題は株式会社武蔵野の小山社長の言葉です。

現在はいろいろな金融商品、決済手段、取引方法がありますが、結局は現金のやり取りが姿を変えただけです。

少し乱暴に言えば、商売は現金を増やすことが唯一の目的とも言えます。

ところで、私達会計人は限界利益をというのを意識してアドバイスをします。

この限界利益とは、売上から材料などの変動費を差し引いたものです。

この限界「利益」ポイントは、人件費などの固定費を考慮しないことです。

なぜなら、人件費などは売上があってもなくても支払う必要があるからです。

よく、「採算が取れないから」と取引をやめてしまったり、見積もりを引っ込めるケースを目にしますが、

そのときに人件費を入れて考えてないでしょうか??

結論彼言えば、「売上-変動費」がプラスならばその仕事はやったほうが現金は増えます。

あとは、スタッフの残業など、他の要素を検討することになります。

これは意外と経営上の盲点ですので、気をつけて頂ければと思います。