小規模事業者持続化補助金（一般型・通常枠／創業型）のご案内

小規模事業者の販路拡大を支援する小規模事業者持続化補助金。こちらの記事では、「第17回 小規模事業者持続化補助金＜一般型・通常枠＞」と「第1回 小規模事業者持続化補助金＜創業型＞」について目的や対象経費、上限額・補助率などを分かりやすくお伝えするとともに、新たに公開された新情報を随時お伝えします。

新着情報

2025.03.07　「小規模事業者持続化補助金」の公募要領（暫定版）が発表されたため情報を更新しました。

1.目的

小規模事業者持続化補助金は、小規模事業者が直面する制度変更(働き方改革や被用者保険の適用拡大、賃金引上げ、インボイス導入等)等に対応するため、経営計画を作成し、それらに基づいて行う販路開拓の取組み等の経費の一部を補助するものです。

2.制度概要

枠・類型　一般型・通常枠　創業型
補助対象者　
＜一般型・通常枠＞商業・サービス業（宿泊業・娯楽業除く）５人以下、サービス業のうち宿泊業・娯楽業20人以下、製造業20人以下
＜創業型＞創業後3年以内の事業者　「認定市区町村」と連携した「認定連携創業支援等事業者」が実施した「特定創業支援等事業」による支援を受けた事業者のみ
※医師・歯科医師・助産師は基本的に対象者から除外
補助対象経費　
＜一般型・通常枠＞機械装置費・広報費・WEBサイト関連費、展示会等出展費、旅費、新商品開発費、借料、委託（店舗改装費も含む）・外注費
＜創業型＞機械装置費・広報費・WEBサイト関連費、展示会等出展費、旅費、新商品開発費、借料、委託（店舗改装費等含む）・外注費
補助対象経費の範囲
＜一般型・通常枠＞単なる取替え更新の機械装置等の購入費用は補助対象外です。
＜創業型＞策定した「経営計画」に基づいて実施する販路開拓のための取組であること
対象業種
＜一般型・通常枠＞小規模事業者であること
（販路開拓の取組をする事業者）その取組と併せて行う業務効率化に取り組む企業
＜創業型＞
創業後3年以内の小規模事業者
「認定市区町村」と連携した「認定連携創業支援等事業者」が実施した「特定創業支援等事業」による支援を受けた事業者のみ
補助率
＜一般型・通常枠＞2/3　賃金引上げ特例のうち赤字業者は3/4
＜創業型＞2/3
補助金額
＜一般型・通常枠＞一般型通常枠：50万円
①インボイス特例枠　プラス50万円
②賃金引上げ特例　　プラス150万円
※①と②を満たす場合200万円
＜創業型＞
補助上限額200万円
インボイス特例枠
50万円上乗せ

3.活用事例

◎喫茶店の事例

観光ぶどう園を有する喫茶店においてフリーズドライ製品を販売するために、洗練されたパッケージデザインやリーフレットを作成。
高級スーパー等の新たな販路への商談に活用。

◎板金製作所の事例

精密加工板金・プレス金型等の製作所が、県道沿いに看板を設置。
具体的な製品を載せたことで、新規取引先も獲得にむけて高度な技術や専門性を効果的にPRした。

4.申請スケジュール

一般型・通常枠、創業型ともに同じスケジュールとなっております。
【申請受付開始日】2025年5月1日
【公募締切日】2025年6月13日
【採択発表日】 未公表

5.申請の流れ

◎一般型・通常枠

◎創業型

6.公式サイト

◎一般型・通常枠
https://www.jizokukanb.com/jizokuka_r6h/
◎創業型
https://r6.jizokukahojokin.info/sogyo/

　
基本的には、小規模事業者自身が、経営計画・補助事業計画等の策定時や採択後の補助事業の際に商工会・商工会議所の支援を受けながら取組む事業です。商工会の承認等も必要なので、作成に時間がかかります。
少しでも気になる方は早めにご相談ください。

　
弊社でも申請支援をしております。
「自社が対象かどうか知りたい」
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