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税務署はここまで見ている

2025.02.03更新

YouTubeなどで「なんでも経費にできる」みたいな動画が定期的にもてはやされますが、国税OBを除けば、そもそも数百件単位の税務調査の立会い経験のある税理士はごくわずかでしょう。

少ない経験、しかもコロナ時期の簡略的な税務調査経験を基にした情報もあるようで、私などから見ると「危なっかしいなぁ」と思うわけです。もちろん、彼らは視聴者に対して責任なんか取りません。

 
税務署は皆さんが思うほど甘くありません!
実働していない役員、例えば子供に給与を支払ったように見せかけ、実際は親が消費しているような場合。
税務署側はそのお金がいつどこで引き出されたか?資金移動をしたか?それこそ分単位で把握しています。
ATMで引き出している防犯カメラの画像を証拠として持ってきた例もあります。

 
先日、コンプラ違反による倒産が過去最多(320件)を記録し、そのうち92件が税金関連によるとの報道がありました。詳細は不明ですが、調査後の追徴課税はかなり厳しく行われます。