2020.08.08更新
よく会社は3代目が潰すと言います
しかし、これは3代目が悪いのではなく、
2代目がダメで、3代目が継いだ時はどうしようもなかった…というのも多数あると思います。
私の父は、よく、
「可能であれば親族による承継が最も上手くいく」
と言ってました。血族でない幹部の1人が抜擢されると、ほかの幹部が嫉妬して辞めたりするからです。
しかし、親族の後継者が優秀である保証はどこにもありません。むしろ、そうでないことの方が多いのではないでしょうか?
親族の後継者が優秀であることに越したことはないですが、一つだけ資質の要件があるとすれば、それは、
「お客様を喜ばせる事に長けている」
事だと思います。
これができないようなら、経営者には向かない…というか、必ずや会社を潰す方向に導きますから。
その適性を知るには営業の最前線に放り出すのが得策です。間違っても最初から取締役などにして、温室栽培しないようにしましょう。育つものも育たなくなります。
2020.07.22更新
標題は株式会社武蔵野の小山社長の言葉です。
現在はいろいろな金融商品、決済手段、取引方法がありますが、結局は現金のやり取りが姿を変えただけです。
少し乱暴に言えば、商売は現金を増やすことが唯一の目的とも言えます。
ところで、私達会計人は限界利益をというのを意識してアドバイスをします。
この限界利益とは、売上から材料などの変動費を差し引いたものです。
この限界「利益」ポイントは、人件費などの固定費を考慮しないことです。
なぜなら、人件費などは売上があってもなくても支払う必要があるからです。
よく、「採算が取れないから」と取引をやめてしまったり、見積もりを引っ込めるケースを目にしますが、
そのときに人件費を入れて考えてないでしょうか??
結論彼言えば、「売上-変動費」がプラスならばその仕事はやったほうが現金は増えます。
あとは、スタッフの残業など、他の要素を検討することになります。
これは意外と経営上の盲点ですので、気をつけて頂ければと思います。
2020.03.14更新
2月頭の初報に接した時は、「コウモリなんか食べるなよ…」程度の認識だったわけですが、今はリーマンショック以上の経済危機となっています。
リーマンショックと違うのは、最初から実体経済に影響がある点です。
今すでに売上が下がっている企業はもちろん、そうでない企業も転ばぬ先の杖で資金確保をする事をお勧めします。
資金確保には
・保証協会による特別枠を利用する
・政府系金融機関の特別な制度を利用する
がありますが、どちらかではなく、どちらも利用するくらいで良いと思います。
また、思い切って会社を休業する場合は雇用調整助成金が使えます。リーマンショックの時は、雇用調整助成金と、保険解約、期間短縮で難を乗り切った企業がいくつもありました。このあたりは思い切った判断が功を奏するのではと思います。
弊社ではこれら政府対策の全ての手続きに対応可能です。お困りの際はすぐに担当までご連絡下さい。
また、関与外でもなんとか対応いたしますので、遠慮なくご連絡下さい。
2020.01.05更新
新年あけましておめでとうございます
本年もどうぞよろしくお願い致します
正月はなんとなくですが、キングダムを読んでおりました。子供の頃三国志に熱中しましたが、久しぶりに同じ気持ちが湧き上がって来ました。
もっとも、中学生の頃は張飛や関羽に憧れましたが、今は曹操に目が行きます。年を経て、経営者らしくなったと言えばそうかもしれませんね。
三国志もキングダムの戦国時代も、様々な武将が出てきて、それぞれの能力を活かして活躍します。しかし、共通しているのは、強い大将は率先垂範、常に先頭に立っているということでしょう。
現代は刀や槍でなく、パソコンや技術を持って戦うわけですが、大将がやるべき事は敵を打ち砕く作戦を練り、実行し、部下の生活を安定させる事です。これは全く変わっていないと思う所存です。
司馬遼太郎が小説、項羽と劉邦で書いてました。古来、大王とは食の提供者であると。
現代では、食=売上、そして利益です。経営者は利益を出さなければ結局は失格です。私も失格者の烙印を押されないよう、毎年が勝負だと強く思っております。
そのためには、当たり前ですが、クライアントの皆様の利益が出るようなアドバイスを一つ一つ積み上げていかなければなりません
今年も皆様の未来のため、ひいてはスタッフのために尽力しますので、どうぞよろしくお願い致します!
PROFILE
Takuma Suga
代表社員税理士
菅 拓摩
はじめまして 福岡から長崎までわりと広域に活動している税理士です。 社員300名いますが、経営者としても、税理士としても修行中です。